災害対応チャプレントレーニングについて

2019年04月01日

DRCnetは、東日本大震災直後に立ち上げられ、災害への種々の支援活動をつなぐハブ的な役割を実行してきましたが、特に以下のものを3本柱として取り組んできています。

1. 国際神学シンポジウム

藤原淳賀先生を長として委員会を設け、フラー神学大学の協力のもとで数年おきに実施しています。

2. 地域の防災ネットワーク

クラッシュやJEA援助協力委員会との協力のもとで、各地の諸教会の防災ネットワーク作りに取り組んでいます。

3. 災害対応チャプレントレーニング

おもに救世軍との協力により、委員会を設けて、定期的にセミナー等を実施してきました。

 

上記のうち、「3、災害対応チャプレントレーニング」について、これまで3回のセミナーを実施してきました。「今後のセミナー開催の予定は?」とのお尋ねをこれまでの参加者の方から時折いただきますが、3回のセミナーの開催によりひとまず一つのシリーズを終えたと考え、チャプレン委員会としての活動は終了することにしました。とはいえ、災害対応チャプレントレーニング自体の働きを閉じるわけではありませんので、今後も引き続きDRCnetの活動の3本柱とすることには変わりありません。これからも機会を設けて、トレーニングの働きを続け、あるいはふさわしい活動を紹介する等、折々に皆様にご案内することができれば、と願っております。

なお、この災害対応チャプレントレーニング委員会やセミナーの奉仕者や参加者から生まれる形で、このたび「タリタクム」の働きが有志により始まりました。この働きは、DRCnetとは直接関わりはありません(これまでの委員会やセミナーのそのままの継続形ではありません)。有志のかたが新しい活動として発足なさったものです。けれども、災害に関する大切な働きの一つとして、他の種々の諸団体の活動と同じように、DRCnetのハブ的な役割の一環として、その団体の活動を紹介する等、良好な関係を持ち続けたいと願っています。ご理解いただければ幸いです。

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