東日本大震災国際神学シンポジウム

東日本大震災国際神学シンポジウム

経過:

2011年4月、フラー神学校が東日本大震災で被災した日本の教会への支援を決定した。具体的な支援の内容に関し最もふさわしい仕方について日本人の在学生・卒業生に相談した結果、神学的・宣教学的なサポートが望ましいとの結論に至った。

この国際神学シンポジウムは当初から、学者のための論議の場ではなく、また支援活動の報告だけにとどまらることなく、この大震災を聖書的・神学的に捉え、またその「時」の中で神がどのように働いておられるのかを考察し、わかりやすい言葉で語り、諸教会に仕えることを目的としてきた。

また、様々な団体のリーダーたちが、顔の見える関係を作るということも重要な目的としてきた。教派・教団の伝統を大切にしつつ、壁を超え、この時代における教会の役割と責任、これからの日本宣教におけるビジョンを共に仰ぐ時としたいとも考えてきた。このシンポジウムは、聖学院大学(主流派)、東京基督教大学(福音派)、そして福音派の震災ネットワークであるDRCnetが主催団体となり、この大震災を機に日本の諸教会が一緒にできることは協力していくというスタンスを当初から明確にしてきた。またプロテスタントだけでなくカトリックからも講師をお招きしてお話を伺いお交わりを持つことができていることを感謝している。

更に、3・11を経た日本教会から、世界のキリスト教への貢献となるような神学と実践を生み出すことはシンポジウムのもう一つの目的である。

なお、第2回以降、一般集会に加えて青年集会が持たれている。また第3回よりフラー神学大学院からの講師が参加し、神戸でも1日のシンポジウムを開催している。

 

シンポジウム開催時期と期間:

最初まず3年間行い、そこで今後についてフラー神学校と協議することとした。これまでに2012年、2013年、2014年、2016年に開催したが、2020年まで延長する事とし、更に2018年、2020年開催を予定している。

 

主催(第1回−4回):聖学院大学総合研究所、東京基督教大学、東日本大震災救援キリスト者連絡会(DRCnet)

共催:フラー神学校、協賛及び後援:キリスト教諸教団、諸教会、伝道団体

 

神学シンポジウム共通テーマ

「いかにしてもう一度立ち上がるか─これからの100年を見据えて」

  苦難の中にある人々に寄り添い、共に前に向かって進んで行く教会となていくことを考え、互いに励まし合う時を持つ。


第1回東日本大震災国際神学シンポジウム(2012 年3月23日)

29団体、参加者数約300名

◉テーマ:いかにしてもう一度立ち上がるか─これからの100年を見据えて

◉会場:女子聖学院クローソンホール

◉講演:

・グレン・スタッセン。(フラー神学校教授・キリスト教倫理学)

 「大災害時におけるキリスト教的応答:教会から学ぶ」

・ホアン・マルティネス(フラー神学校准教授・異文化担当)

 「共に痛みを担う苦難としてのまた不正への対決としての十字架」

・山口陽一(東京基督神学校校長/東京基督大学教授 日本教会史)

 「日本教会史における東北」

・大木英夫 聖学院大学総合研究所所長(組織神学)

 「神に迫られた改革:日本を神学する」

・藤原淳賀 聖学院大学総合研究所教授 キリスト教倫理学

 「神の時を捉える:神のわざへの参与」

◉協賛:

青山学院大学宗教主任会、お茶の水クリスチャン・センター、クラッシュ・

ジャパン、五宝商事、聖学院キリスト教センター、東北ヘルプ、日本キリスト教会

神学校、日本基督教団、日本同盟基督教団、日本バプテスト教会連合国分寺バプテ

スト教会、日本バプテスト同盟、日本バプテスト連盟、日本福音同盟( JEA)、

福音主義神学会東部部会、リーベンゼラ日本宣教団

 

◉後援:

青山学院大学総合研究所、いわきCERSネット、賀川豊彦記念松沢資料館、

関東学院大学キリスト教と文化研究所、災害支援緊急援助アガペーCGNf福島支

部、新生宣教団、東京ミッション研究所、日本バプテスト教会連合、日本ローザ

ンヌ委員会、福島県キリスト教連絡会

 


第2回東日本大震災国際神学シンポジウム(2013年3月27日)

参加者165名

◉テーマ(2013年):苦難に寄り添い 前に向かう教会

◉主題講演:リチャード・マウ フラー神学校学長

会場お茶の水クリスチャン・センター

◉パネルディスカッション

  1. キリスト教大学の行うボランティアとは何か(伊藤悟青山学院大学教授)
  2. 災害ボランティア活動と若者の宗教心の発達(岡村直樹東京基督教大学教授
  3. カトリック教会の立場から(幸田和生カトリック東京教区補佐司教、カリタスジャパン担当司教)
  4. 心理臨床家として考えさせられていること(聖学院大学準教授)

◉分科会I

  1. 東北のハリスト正教会 (山口陽一東京基督教大学大学院教授)
  2. ポスト・フクシマの被災地における教会と社会(川上直哉東北ヘルプ事務局長)
  3. 原発とキリスト者1 – 福島の放射能汚染の現状と課題(木田恵嗣福島キリスト教連絡会会長)
  4. 大震災と心のケアー喪失の怒りへのケア(窪寺俊之聖学院大学教授)
  5. 震災における教派・教会を超えた出会い(吉田久仁子いわき:清風幼稚園園長、松本周:聖学院大学総合研究所助教授)

◉分科会II

  1. 3.11から学ぶキリスト者の災害対応(J.ウイルソン:CRASH Japan)
  2. 被災地の子ども支援(米内宏明Sola代表/日本バプテスト教会連合理事長 、平田美保Sola現地ディレクター)
  3. 原発とキリスト者2−脱核の倫理の探求—日独戦後史をめぐる一断想(福島揚青山学院大学講師)
  4. 「弔い」と震災後の展開についてー内陸部地震被災地域の牧師として(井形英絵/日本バプテスト連盟南光台キリスト教会牧師、東北ヘルプ理事)
  5. 国民統合、自衛隊と教会 (安藤能成日本同盟基督教団理事長)
  6. 青年と震災(小川真キリスト者学生会関東地区主事、野田沢日本基督教団学生キリスト教友愛会主事、日本基督教団震災担当、幹事補佐)

◉主催:DRCnet, 聖学院大学総合研究所、東京基督教大学

◉共催:フラー神学校

◉協賛:

青山学院大学宗教主任会、お茶の水クリスチャン・センター、 クラッシュ・ジャパン、聖学院大学、聖学院キリスト教センター、東北ヘルプ、日本キリスト教会神学校、日本基督教団、日本同盟基督教団、日本バプテスト教会連合国分寺バプテスト教会、日本バプテスト同盟、日本バプテスト連盟、日本福音同盟(JEA),パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン、福音主義神学会東部会、リーベンゼラ日本宣教団

後援:

青山学院大学総合研究所、いわきCERSネット、賀川豊彦記念松沢資料館、関東学院大学キリスト教と文化研究所、災害支援緊急援助アガペーCGN福島県支部、新生宣教団、東京ミッション研究所、日本バプテスト教会連合、日本ローザンヌ委員会、福島県キリスト教連絡会、キリスト新聞、クリスチャン新聞


★第3回東日本大震災神学シンポジウム(2014年)

教職・一般信徒参加者120名、青年参加者数80名

◉テーマ:苦難を通し、壁を越え、次の世代へ

◉2014年2月15日:一般教職・信徒向け

2月17日: 時代を担う若手の新学生・教職・信徒向け

◉会場:お茶の水クリスチャン・センター

◉主催:DRCnet, 聖学院大学総合研究所、東京基督教大学、

◉共催フラー神学大学院、ホイートン大学人道的災害支援研究所(HDI)

◉協賛

青山学院大学宗教主任会、お茶の水クリスチャン・センター、クラッシュ・ジャパン、聖学院大学総合研究所、聖学院キリスト教センター、東北ヘルプ、日本キリスト教会神学校、日本基督教団、日本同盟基督教団、日本バプテスト教会連合国分寺バプテスト教会、日本バプテスト同盟、日本バプテスト連盟、日本福音同盟(JEA),パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン、福音主義神学会東部会、リーベンゼラ日本宣教団

◉後援

青山学院大学総合研究所、いわきCERSネット、賀川豊彦記念松沢資料館、関東学院大学キリスト教と文化研究所、災害支援緊急援助アガペーCGN福島県支部、新生宣教団、東京ミッション研究所、日本バプテスト教会連合、日本ローザンヌ委員会、福島県キリスト教連絡会、キリスト新聞、クリスチャン新聞

◉ 第一日目(2月15日)教職・一般信徒

主題講演ホアン・マルティネス(フラー神学大学院教授)

 「イエスの示したように苦しみ、また仕える-災害後の意味形成について」

*パネルディスカッション

テーマ:震災への関わりと震災の語り

 パネリスト:

稲松義人(日本基督教団常議員、日本キリスト教社会事業連盟)

菊池 功(カトリック新潟教区司教、カリタスアジア総裁)

倉沢政則 (東京基督教大学・国際宣教センター長)

濱野道雄(西南学院大学神学部教授)

ホアン・マルティネス(フラー神学大学院教授)

ジョージ・カランティス(ホイートン大学准教授)

*分科会

  1. 心理カウンセリング的な配慮(堀肇/鶴瀬めぐみ教会、藤掛明/聖学院大学)
  2. 支援と宣教(宣証)(大友幸一/宮城宣教ネットワーク、鈴木真/イザヤ58ネットワーク)
  3. 死者儀礼・伝統習俗とどう向き合うか(吉田隆/東北ヘルプ)
  4. 原発と地震(川上直哉/東北ヘルプ、木田恵嗣/福島県キリスト教連絡会)
  5. 在留外国人と震災(佐藤信行/在日韓国人問題研究所)
  6. 次期災害への備え(栗原一芳/DRCnet首都圏災害プロジェクト、岩上敬人/DRCnet災害対応チャプレン委員会)

*全体会:「災害が教会に教えること」

デビッド:ボーアン (ホイートン大学人道的災害支援研究所)

 

第二日目(2月16日)青年集会

講演とディスカッション

ジョージ・カランティス(ホイートン大学准教授)

「あなたは誰の足を洗うのか-苦難のただ中でリーダーを起こす」

被災地支援をしている青年たちの発題とディスカッション

コーディネーター:

小川 真(キリスト者学生会)

野田 沢(学生キリスト友愛会)

発題者:

近藤愛哉(いわて教会NW、盛岡聖書バプテスト教会牧師)

「土の器/キリストという宝」

佐藤真史(日本基督教団東北教区『被災者支援センターエマオ』

「スローワーク – 丁寧な出会いと祈り」

片岡自由(会津放射能情報センター)

「弱く小さくされているいのちに寄り添う」(センターの活動から)

桑島みくに(キリスト者学生会関東地区・学生)

「キリスト者学生として地域社会で福音に生きる」

 

◉第1回神戸シンポジウム:2014年2月13日

協賛:神戸ルーテル神学校

会場:青谷福音ルーテル教会

講演者:ホアン・マルティネス教授


第4回東日本大震災国際神学シンポジウム

第4回国際神学シンポジウム資料集

◉テーマ:キリストさんと呼ばれて、この時代、この地でキリスト者であること

◉日時:2016年 2月29日: 教職・一般信徒 (104名)

3月1日:青年、若手の教職者・信徒向け (72名)

◉会場:お茶の水クリスチャン・センター

◉主催:OCC・災害救援キリスト者連絡会、聖学院大学、東京基督教大学

◉共催:フラー神学大学院

◉協賛

青山学院大学宗教主任会、お茶の水クリスチャン・センター、クラッシュ・ジャパン、災害支援緊急援助アガペ- CGN福島県支部、聖学院大学総合研究所、聖学院キリスト教センター、東北ヘルプ、日本キリスト教会神学校、日本基督教団、日本同盟基督教団、日本バプテスト教会連合国分寺バプテスト教会、日本バプテスト同盟、日本バプテスト連盟、日本福音同盟(JEA),パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン、福音主義神学会東部会、リーベンゼラ日本宣教団

◉後援

青山学院大学総合研究所、いわきCERSネット、賀川豊彦記念松沢資料館、関東学院大学キリスト教と文化研究所、 新生宣教団、東京ミッション研究所、日本バプテスト教会連合、日本ローザンヌ委員会、福島県キリスト教連絡会(FCC)、キリスト新聞、クリスチャン新聞、東日本宣教ネットワーク

第一日目(2月29日):教職・一般信徒

*主題講演1:ウイルバート・シェンク(フラー神学大学院教授)

「災いに備えて—クリスチャン・アイデンティティー」

*主題講演2 : 吉田 隆(東北ヘルプ・神戸改革派神学校)

「キリストさんと呼ばれて〜この時代、この地でキリスト者であること」

*パネルディスカッション: 「線香の一本でも上げて行け」

司会:藤原淳賀(青山学院大学)

パネリスト:・米内宏明(日本バプテスト教会連合)、小田武彦(神父:聖マリアンナ医科大学・カトリック大阪教区・日本宣教学会)、加藤 誠(バプテスト連盟・大井教会)、野田 沢(日本基督教団SCF-学生キリスト教友愛会)

* 分科会:「東日本大震災から5年を迎えて」

コーディネーター:品川謙一( JEA)

  1. カリタスジャパン:瀬戸高志(カリタスジャパン援助部会)
  2. 日本基督教団:飯島信(日本基督教団東日本大震災救援対策本部)、佐藤真史:(日基教団東北教区被災者支援センター・エマオ)、佐々木ムツ子(ハートフル釜石)
  3. 日本福音同盟:佐々木雅輝(保守バプテスト同盟)、石田敏則(JEA東日本大震災対策室)、松本 順(JEA援助協力委員会)
  4. 日本ペンテコステネットワーク:伊藤博(仙台泉福音チャペル/東松島アメイジング・グレイス支援センター)、伊藤正登(湘南セントラルチャーチ/地域支援センター大槌)
  5. 地域ネットワーク:川上直哉(東北ヘルプ)、趙泳相(石巻オアシス教会)
  6. 「震災と信仰調査」報告:柴田初男(東京基督教大学・日本宣教リサーチ)

第二日目 2016年3月1日 青年集会

*主題講演:ウイルバート・シェンク(フラー神学大学院教授)

「災害の様相 — キリスト教的愛の形」

*テーブルディスカッション

「被災地支援をしている青年たちからの発題。」

吉川良(青山学院大学)、前田奏(聖学院大学)、佐藤勇(ICU・KGK)

* パネルディスカッション

司会:松本周(聖学院)

パネリスト:網中彰子( NCC)、比企敦子( NCC)、岡村直樹(東京基督教大学教授)、小川真(キリスト者学生会)

 

◉第2回神戸シンポジウム

2016年2月26日

協賛:神戸ルーテル神学校

会場:青谷福音ルーテル教会

講師:ウイルバート・シェンク


第5回東日本大震災国際神学シンポジウム

第5回国際神学シンポジウム資料集

◉ テーマ: (カミシモ)を脱いだキリスト者~地の塩、世の光となるために
◉日時:2018年 2月5日: 教職・一般信徒向け

2月6日:青年、若手の教職者・信徒向け

◉会場:お茶の水クリスチャン・センター

◉主催:

OCC・災害救援キリスト者連絡会、東京基督教大学,  青山学院キリスト教センター、キリスト者学生会 (KGK), 学生キリスト教友愛会(SCF)

◉共催:フラー神学大学院

◉協賛:

お茶の水クリスチャンセンター、 救世軍、災害支援緊急援助隊アガペCGN福島支部, 聖学院大学総合研究所、東北ヘルプ、日本同盟基督教団、 日本バプテスト教会連合国分寺バプテスト教会、 日本バプテスト連盟、日本福音同盟 (JEA)、パーパス・ドリブン・フェローシップ・ジャパン

◉後援:

いわきCERSネット、賀川豊彦記念松沢資料館、 キリスト新聞社、クラッシュジャパン、クリスチャン新聞、新生宣教団、東京ミッション研究所、日本バプテスト教会連合、日本ローザンヌ委員会、東日本宣教ネ ットワーク、福島県キリスト教連絡会(FCC)

 

◉第一日目 2月5日(月)教職・一般信徒の集会

*主題講演1: ライアン・K. ボルガー(フラー神学大学院准教授)

「過去から離れ、今日のために生きる:真の今日的キリスト教に向かって」

*主題講演2:大住雄一(東京神学大学学長)

「裃を脱いだキリスト者」

昼食とテーブルディスカッション

*主題講演3: レンゾ・デ・ルカ(イエズス会日本管区長)

「信仰と実践を大切にしたキリシタン時代の『組』」

スモールグループでの分かち合い

*主題講演4: 岩上敬人 (クラッシュジャパン事務局長)

「災害対応チャプレンの働き〜神の形への回復に向かって」

スモールグループでの分かち合い

*パネルディスカッション

パネリスト:藤原淳賀(青山学院大学)、ライアン・ボルガー(フラー神学大学院)、大住雄一(東京神学大学)、レンゾ・デ・ルカ(イエズス会)、岩上敬人 (クラッシュジャパン)

 

◉ 第2日目 2月6日(火)青年の部:01– ゼロイチー の世界を超えて

*開会メッセージ 野田 沢(学生キリスト教友愛会)

ACF & KGK& SCFによる賛美チーム

*発題 発題者 ACF & KGK& SCF学生代表

*グループディスカッション 1

*主題講演;塩谷直也(青山学院大学 大学宗教部長)

*グループディスカッション2

*インフォメーション

*閉会礼拝  テゼの祈り 学生キリスト教友愛会(SCF)

 

◉第3回神戸シンポジウム

2018年2月3日(土)

協賛:神戸ルーテル神学校

会場:青谷福音ルーテル教会

講師:ライアン・K・ボルガー

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